
シャドーイングで英検対策ってできるかな??
今回はこんな悩みを解決する記事を書きました。


英検4級は、5級に比べて文章が長くなり、会話だけでなく説明文やナレーションも出題されます。
リスニングで内容を正しく理解できるかどうかが合否を大きく左右するんですよね🤔
そんなリスニング力を効率よく伸ばせるのが「シャドーイング」!
音を聞きながらすぐにマネして発話するトレーニングで、耳と口を同時に鍛えられる学習法です。
小学生でも無理なく取り組める方法がありますよ♪
コツさえつかめば、楽しみながら英語耳を育て、英検にも自信を持って挑めるようになります💡
今回は、英検対策としてのシャドーイングのメリットや、シャドーイングの取り入れ方をご紹介します☺️
■この記事でわかること
✔英検対策とは
✔英検にはシャドーイングが有効
✔シャドーイングの取り入れ方
✔おすすめのシャドーイング教材
英検4級でリスニング点数を増やすには?

■ポイント
英検4級は、リスニングが得意であれば合格に大きく近づく
英検4級は筆記(リーディング・ライティング)とリスニングで構成されており、リスニングの配点は全体の約半分を占めます。
つまり、リスニングで内容を正しく理解できるかどうかが合否を大きく左右するんです!
まずは、英検4級の試験内容や、
なぜリスニング対策が合格のポイントになるのかを詳しく解説します。
英検4級の試験構成と合格基準
■英検4級の試験の構成
・「筆記試験」
・「リスニング試験」
の2つで構成されています💡
具体的には…
■試験内容
- 筆記試験(約35分)…語い・文法・読解(30問)
- リスニング試験(約30分)…音声を聞いて選択肢から答える(30問)
- 二次試験(約4分)…スピーキングテスト
つまり、リスニングが全体の50%を占めるということなんです👆
■英検4級の合格ライン
・6割前後の正答率が目安
また、英検は満点を取る必要がなく、
大体6割程度の点数が取れれば合格と言われています!
つまり、リスニングである程度の得点を取ることができれば、
筆記で多少つまずいても合格可能ということ☺️
特に小学生のうちは、まだ文法や読解が難しいと感じる子も多いため、
「聞いて理解する力」でカバーできるのは大きな強みですね!
では具体的な対策について次の章で解説していきますね。
英検4級は「リスニングに慣れること」が重要
■リスニングで大切なポイント:英語のスピードに慣れる
英検4級のリスニングは「イラストを見ながら選ぶ」形式や、
身近な会話が中心なので、慣れれば得点しやすいのも特徴!
とはいえ、4級は5級よりも文章が長くなっており、説明文や少し長い会話が入っています。
また、5級よりは少しスピードも速くなっているのでしっかりと対策が必要なんですよね。
だからこそ、「英語を耳で聞いて、口に出す」練習を繰り返して
音のつながりに慣れることが大切。
そこで、効果的なのが、シャドーイングやオーバーラッピングといった音読系のトレーニング!
これらは、
「聞く」+「話す」を同時に行うことで、自然とリスニング力を引き上げてくれますよ💡
英語の音に親しむことで
英検4級だけでなく、3級やTOEICといった今後のステップにも役立ちますよ♪

シャドーイングっていいのかな?
そもそも、子どもができるのか不安なんだけど…
シャドーイングがおすすめな理由について解説していきますね♪

シャドーイングとは?英検4級対策に効果的な理由
シャドーイングってどんな学習法?
■シャドーイングとは…
英語の音声を聞きながら、1〜2語遅れて真似して声に出す学習法
「シャドーイング」は音声を聞きながら
少し遅れて声を出す学習方法のこと。
シャドーイングがおすすめなのは、英検対策に限らず、
リスニングにとっても有効といわれているからなんです。
字幕を見ず、耳だけを頼りにするため、リスニング力とスピーキング力の両方が鍛えられるのが特徴。
さらに、音のリズムやイントネーション、英語の「間」の取り方なども自然と身につけられます。
子ども向けの教材を選んで学習することで
小学生でも取り組むことができできますよ。
・シャドーイングとはどんな学習法か
・英検4級対策に効果的な理由
について、もう少し具体的に紹介していきますね。
英語の会話が「How are you today?」と流れたら、
聞こえた直後に「How are you today?」と自分でも口に出していきますよ♪

なぜ初心者にも効果があるのか
英語初心者の小学生にとって、英語は「知らない音」や「発音しづらい音」の連続です。
でも、シャドーイングでは耳で聞いた音をすぐに口に出すことで、次のような効果が期待できます!
■シャドーイングの効果
- リスニング:英語の音に集中して聞く力を鍛える
- スピーキング:自然な英語のリズムが身につく
- 記憶:音と意味をセットで覚え、定着率がアップ
このように、「聞く・話す・覚える」が同時にできる学習法なので、
効率よく英語の基礎力を伸ばすことができますよ😍
また、シャドーイングは「答えを覚える」形式ではなく、
英語の音と意味を理解する力を育てるトレーニング!
単なる暗記では太刀打ちできないリスニング問題への対応力も高まります。
英検4級リスニング対策|シャドーイングのやり方ステップ

うちの子にシャドーイングができるのかな…

特別なスキルや長時間の勉強は必要なく、
1日10分からでも効果が出るのがシャドーイングの魅力。
お子さんのリスニング力をぐんと伸ばす第一歩として、
ぜひ取り入れてみてください☺️

シャドーイングは「ただマネして話すだけ」ではなく、ステップを踏んで取り組むことで効果がアップします。
以下のような流れで練習を進めるのがおすすめ。
■シャドーイングのステップ
✔英文を聞く
✔英文を見ながら声に出してみる
✔英文を見ながら音声に合わせて声に出してみる
✔英文に遅れて声を出してみる
ステップ1:英文を聞く
まずは、英語の音声を耳だけで聞いてみることからスタート。
最初は意味がわからなくてもOK。耳を英語に慣らすことが目的です。
例:「Where is your school?(あなたの学校はどこですか?)」
1回聞いたら「学校の話かな?」「どこにあるか聞いてるのかも」など、
なんとなくでも内容を想像するクセをつけておきましょう。
聞こえてくる英語のイントネーションやリズムに注目してみましょう。
■ポイント:
- 子ども向け英語教材やアプリを活用
- スクリプト(英文)付きの教材を選ぶと後のステップがスムーズ
ステップ2:英文を見ながらマネして声に出す
次に、スクリプトを見ながら英語をマネして声に出してみましょう。
これは「リピーティング」と呼ばれるトレーニングで、
音声の後に英文を繰り返すことで、正しい発音やリズムが身についていきますよ!
■やり方の例:
・音声:「How old are you?」
・子ども:音声の後に「How old are you?」と繰り返す
■ポイント:
- 意味を一緒に確認しながら進めると定着しやすい
- ゆっくりしたスピードの音源を使うと安心
ここでは意味も確認しながら、文の構造を意識すると◎
「あなたは何歳ですか?」="How old are you?" など、意味と音をセットで覚えるのがコツです。
ステップ3:英文を見ながら一緒に読む
少し慣れてきたら音声に合わせて一緒に声を出す「オーバーラッピング」に挑戦。
スクリプトを見ながら音声と同時に話すことで、
リズム・発音・スピードが自然に身についていきます。
■ポイント:
- 音声のスピードが速い場合は再生速度を0.75〜0.9倍にする
- 知っているフレーズから始めると抵抗がない
リズム・イントネーション・スピードを完全に一致させるトレーニングで、
まるで「英語を歌う」ような感覚で、ネイティブのような発音に近づけていきますよ!
ステップ4:英文を見ながらシャドーイング
いよいよ、シャドーイングのステップです。
ただし、小学生には「英文を見ながら、1文ずつマネして話す方法」がおすすめ。
■例:
・音声:「I like soccer.」
・子ども:聞いた後すぐ「I like soccer.」
やり方:
- スクリプトを見ながら、1文の音声を聞く
- すぐに同じようにマネして声に出す
文章が長い場合は、区切って取り組むようにしましょう。
完全な「音だけシャドーイング」は難易度が高いので、
まずは目で見て慣れることが大切です。
慣れてきたら、1〜2語の遅れで影のように追いかけて話す感覚をつかみましょう。
この練習を繰り返すことで、リスニング力の底上げだけでなく、
スピーキング試験や普段の英会話にもつながる力が身につきますよ!
内容 | 目的・効果 |
---|---|
①英文を聞く(スクリプト付き音声) | 耳を英語に慣らす |
②英文を見ながらマネして声に出す | 発音・意味理解を深める |
③音声と同時に発話する(オーバーラッピング) | リズム・スピードの感覚をつかむ |
④英文を見ずに聞こえたままをマネする | シャドーイングで聞く+話す力UP |
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小学生・初心者におすすめのシャドーイング向き教材

続いては、英検のリスニング対策におすすめな教材を紹介していきます。
英検4級レベルの英語に慣れていないお子さんでも、楽しくシャドーイング練習ができる教材があります。
ここでは、小学生にぴったりな教材を紹介します。
Oxford Let's Go
世界中で使用されているOxfordの教材。
シャドーイングやリスニング対策だけでなく、クイズなどバラエティ豊かな内容なのでお子さんと楽しく英語学習ができます。
学校の教科書や、英会話教室のように幅広く学びたい方にお勧めです。
旺文社公式アプリ「英語の友」+対応テキスト
手っ取り早く英検対策をしたいという方には、対策問題集がおすすめ。
英検の受験を決めたタイミングで、英検対策用の教材を買う方がほとんどだと思いますので、旺文社のテキストを選ばれた場合にはぜひ公式アプリを活用してみてください。
英検で出そうな問題やレベルで、気軽にリスニングやシャドーイングの練習に活用できるんですよ。
活用方法:
- テキストで使うページを決める
- アプリでその音声を再生(スロー再生がおすすめ)
- 1文ごとに「聞く→止める→話す→聞き直す」の繰り返し
- 発音・抑揚を真似しながら何度も繰り返す
一度解いた問題の復習として活用するのもおすすめですよ♪
YouTube:英検4級対策動画(子ども向け)
続いては、もう少し気楽に取り入れたいかたにむけて、Youtubeを活用する方法。
たくさんの動画があるので、お子さんのレベルに合った動画を見つけて活用してみてください。
英検対策用のリスニング問題もありますが、小学生向けのチャンネルも多数あるので日常会話や歌などから取り入れてみるのもおすすめですよ♪
- 字幕ONにして、意味を理解しながら練習
- 再生速度を0.75倍に調整して練習すると言いやすい
ゲーム好きにおすすめしたいアプリ・サービス
ここまで読んで、ちょっとお子さんには難しいかなと思われた方は、こんなアプリもありますよ。
■AIえいごーマグナと不思議の少女
AIえいごーマグナと不思議の少女:https://magna-eikaiwa.mintflag.com/fushiginoshojo/
ストーリー性があるゲームを通して、発音、単語、文法、AIとの英会話などを学んでいきます。
勉強っぽい感じが少ないので、まだ本格的な英語学習は早いかなというお子さんにお勧めです♪
■ゲームをしながら楽しむ英会話
近年よく見かけるのはゲームをしながら英会話を学ぶというサービス。
いくつかの会社が運営していますよね。
(具体的には、こういったサイト:ENC/GNA・ゲームリンガ)
小学生に人気のマインクラフトをはじめフォートナイトなど、
いろいろなゲームを通して英語を学ぶサービスがありますよ。
本気になりすぎて英語を話せるのかな…と気になりますが
私の周りでは活用している保護者もいるようで、
お子さん・保護者ともにとっても良いと太鼓判を押していました😍
英語の導入として考えたいご家庭にお勧めです💡
まとめ|シャドーイングを味方にすれば、英検4級合格はぐっと近づく!
ここまでいろいろなアプリやサービスを利用してきました。
とはいっても、シャドーイングも英会話・アプリ、どういった方法を活用するにしても
継続がとっても大事なんです。
数分でもいいので、継続して、リスニング力・発話力アップしてくださいね。
今回の記事が参考になれば幸いです。